ヒロシマ平和創造基金は、人類最初の原爆の惨禍を体験した広島市民の平和への願いと使命感を高め、さまざまな平和の推進及び国際交流、協力活動などの推進や支援を進める目的で2012年(平成24年)2月に一般財団法人として設立されました。被爆67年にあたる同年8月6日に国から公益財団法人の認定を受け、平和並びに国際交流活動に取り組んでいます。

創造基金が取り組む公益事業は大きく「平和活動」と「国際交流活動」の2つの柱に分かれ、7つの事業の推進や支援活動を行っています。

「平和活動」事業のうち、創造基金主催の事業には、ヒロシマを視覚的にアピールするポスターを通して国内外へ平和を訴える「ヒロシマ・アピールズポスター」、中国新聞ウェブサイトを利用し、中国語、フランス語に翻訳した記事やヒロシマ情報を発信する「ヒロシマ情報の多言語発信」の2つがあります。また、平和活動を進める団体や個人を支援する事業として「ヒロシマピースグラント」「ひろしまフラワーフェスティバル」の2つがあり、いずれも、市民の草の根的な活動や企画を支援したり、平和活動に寄与できると判断した事業等に対して、資金の一部を助成するもので、毎年、厳正な審査を経て決定します。

もう一つの柱である「国際交流活動」では、推進事業として「国際交流フェスティバル」があり、同フェスティバル実行委員会、参加団体と協力して、バザー、芸能、スポーツを通して国際交流・相互理解を深めます。支援事業は「ヒロシマスカラシップ」「国際交流奨励賞」の2つがあり、音楽・美術・工芸等の芸術分野で学ぶ若者の将来の活躍の奨励を目的とした「ヒロシマスカラシップ」では公募によって申請のあった対象者に対して、必要資金の一部を助成。「国際交流奨励賞」は、国境を越えて地道な平和活動を続ける市民団体や個人を奨励するため、団体個人を表彰します。

2014年スタートの「多言語発信事業」を除くこれらの事業は、これまで財団法人広島国際文化財団が長年取り組んで来ましたが、公益財団法人化を機に、ヒロシマ平和創造基金が受け継ぎました。これからも広島国際文化財団と協力しながら、平和に貢献できる活動を積極的に推進していきたいと考えています。

公益財団法人ヒロシマ平和創造基金理事長 岡谷義則

 
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