ヒロシマスカラシップ

(国際交流支援事業)

広島県在住者または出身者で、海外や国内でさまざまな芸術の分野にチャレンジする若い芸術家たちを対象に奨学金を支給します。

海外留学奨学金=公募により選出し、1人につき年間36万円を支給します。支給期間は最高2年間。分野(音楽は除く)は特に定めていません。

中村音楽奨学金=公募により選出し、1人につき年間36万円を支給します。支給期間は最高2年間。対象は国内・国外を問いませんが、音楽に限ります。

ヒロシマスカラシップは、一般財団法人広島国際文化財団が1997年に始めた事業です。2012年の当基金設立よりこの事業を引き継ぎ、継続しています。


2025年度の奨学生募集を7月3日に開始しました。
必要書類を揃えて9月19日(金)必着となるよう、郵送で
早めにご応募ください。
<送付先>〒730-0854 広島市中区土橋町7-1 中国新聞ビル8階
公益財団法人ヒロシマ平和創造基金 宛

詳細は下記の通りです。
@申請書(1枚目)は申請者本人の自署でご記入ください。
A略歴書(2枚目)と推薦書(3枚目)=海外留学奨学金・中村音楽奨学金共通は
下記よりダウンロードし入力していただいて結構です。
国内へは応募規定・申請用紙を郵送できますので、下記へご請求ください。
お問い合わせ、ご応募をお待ちしております。

<申請の注意点>作品や演奏・演舞などをWEBサイトで公開中の方には、申請時に任意でサイト名をご記入いただき選考の参考にさせていただいております。演奏や演舞の場合はソロでの活動動画、作品公開の場合は詳細やご自身の実績など、書類以外でもアピールできる機会と捉えていただき、ご申請いただけましたら幸いです。
また、本年度よりURLを基金宛に、タイトルに応募者氏名を入力したうえe-mailでお送りいただくこととしています。お手数ですが、よろしくお願いいたします。


PDFヒロシマスカラシップとは

PDF@海外留学奨学金の応募要項・申請書1枚目はこちら

PDF@中村音楽奨学金の応募要項・申請書1枚目はこちら

A略歴書・推薦書の参考書式はこちら(海外留学奨学金・中村音楽奨学金共通)(word)


●2024年度奨学生(敬称略)●

略歴・年齢は助成決定時のもの

【第41回海外留学奨学金】
平石幸一ラファエル(年齢18歳)(デザイン、ビジュアルコミュニケーション)アメリカ・ボール州立大学留学中

【第28回中村音楽奨学金】
中村美友(25)(ピアノ)フランス・パリエコールノルマル音楽院留学中
水野恵(24)(ピアノ)ドイツ・ヴェルツブルク音楽大学留学中
村上怜(24)(サクソフォン)スイス・チューリッヒ芸術大学留学中
赤木奏映(31)(マンドリン、音楽文化学)東京藝術大学大学院在学中

PDF2023年度までの奨学生はこちら



事務局より

山田正裕さんがオーストリア・グラーツ歌劇場合唱団員として専属契約!

山田正裕さん(2018年度中村音楽奨学金奨学生・声楽/バスバリトン、オーストリア在住)が、今秋、オーストリア第2の都市グラーツにあるグラーツ歌劇場(グラーツ・オペラ座)の専属合唱団員になられました。9月から3つの舞台公演を並行し、すでに計15公演以上に出演。年内さらに2公演の初日を迎えるため日々公演とリハーサルに励んでいます。来年6月までにオペラ、ミュージカル、宗教曲、コンサート等の作品、約100公演に出演予定。奨学生選出時より、ヨーロッパの劇場で仕事することを目標にしていた山田さん、コロナ禍のロックダウンで劇場閉鎖など困難な時期を経験されましたが、研鑽を積まれ果敢にオーディションに挑戦。レポートは感謝の言葉で始まり、オーディションで得た役柄の画像や合唱団の集合写真、音楽祭開催中の華やかな風景写真など、文章と併せ毎回楽しみでした。120年を超える歴史のあるグラーツ歌劇場で日本人男性初の専属合唱団員に選ばれたことは11/8付の中国新聞でも取り上げられています。今後のご活躍が楽しみです。(2022年11月)                       

石田真知さんが「第7回世界マリンバコンクール」で優勝!

広島県府中町出身で、フランス・ストラスブール地方音楽院を今秋卒業のマリンバ
奏者、石田真知さん (2019年度中村音楽奨学金奨学生)が今年9月にドイツのシュツットガルトで開催された「第7回世界マリンバコンクール」で優勝されました。
見事第1位受賞に加えて聴衆賞、本選課題新曲のベストパフォーマンス賞も受賞。
広島大学とエリザベト音楽大学大学院で学ばれた後にフランスへ留学した石田さん。10/8付の中国新聞でも取り上げられました。
2019年度に同じ中村音楽奨学金奨学生に選出され、ストラスブール地方音楽院で研鑽を積まれた双子の妹、石田真歩さんもマリンバ奏者で、昨年ベルギーで開催された国際コンクールで2位に入賞。2人は姉妹デュオ「マリンバツインズ」としても活躍しています。
奨学生選出時には渡仏1年目だった二人。毎日学校へ通って練習し日常生活では積極的に英語とフランス語を駆使。「毎日したいことが沢山ありすぎて」と初回レポートで報告してくれました。コロナ禍でのロックダウン、オンライン授業や練習場所の確保に一時困惑しておられましたが「今できること」を工夫し、自宅でのレコーディングを試みたり、演奏・レッスン動画を公開して自分たちの音楽を発信することも開始。真歩さんのストラスブールの街紹介も楽しいコンテンツです。常に周囲の人に愛され、助けられ、感謝して過ごしている様子が印象的です。周囲の人を幸せにできる音楽家を目指し、その目標を実現させた二人。今後は日本を拠点にして活動されるようなので、演奏、活躍を皆さんと共有できたら嬉しいです。 (2022年10月)

 



 



 
Copyright©HPCF. All rights reserved.