被爆体験に根差したヒロシマの訴えの世界発信を強化するため、内閣府の認可を受けた2014年4月30日より、ヒロシマ情報の多言語発信に取り組んでいます。
具体的には、広島大の協力を得て原爆・平和関連の専門ウェブサイトの多言語化推進を進めている中国新聞ヒロシマ平和メディアセンター(旧名中国新聞ヒロシマ平和文化センター=2008年1月設立)と連携し、日本語、英語、2014年4月から中国語、フランス語、同年11月26日からロシア語で「ヒロシマ情報」を翻訳して5カ国語で海外発信した実績があり、2021年度以降はよりニーズのある英語翻訳に力を入れ発信しています。同センターのサイトに載せるコンテンツの選定に主体的に関わり、翻訳で貢献しています。
2025年度は中国新聞社の被爆80年企画「ヒロシマ ドキュメント」(1945年の広島の被爆と戦後の歩みを写真や手記、証言からたどる)や「ヒロシマの空白」(2020年新聞協会賞受賞)の関連記事・写真を発信し、翻訳された内容は被爆80年企画として東京恵比寿で2025年5月31日〜8月17日に行われた報道5社(中国、朝日、毎日、共同通信、中国放送)主催の原爆写真展「被爆80年企画ヒロシマ1945」のキャプションにも活用されました。
このサイト https://www.hiroshimapeacemedia.jp/?lang=ja 「中国新聞ヒロシマ平和メディアセンター」には、世界160カ国・地域からアクセスがあり、平和学習で国内外から広島を訪れる多くの人たち、また、広島を訪れることが難しい方々に平和記念公園、記念資料館、平和や国際交流に関する最新情報を提供しています。
翻訳に必要な費用は、当基金が2014年1月に創設した「平和サポーター制度」に賛同いただいた寄付金を活用させていただいております。寄付金は2026年3月31日現在、1都1道2府30県およびアメリカ、イギリス、フランス、スペイン、アイルランド、エジプト、イラン、インド、韓国、ブラジルの10カ国から、2968件、33,200,397円が寄せられており、多くの方からの平和発信の要望を実感しています。
今後も随時受け付けますので、詳細は「平和サポーター寄付金制度の創設について」をご覧ください。